[2005.04.27]
  クズ×クズ=クズ


 ▼French court bans DRM(p2pnet.net)【英語】
  http://p2pnet.net/story/4638


 クズに飼われているクズしかモノを作れない時代に,まともなモノなど表れるはずがない。

quote:フランスの控訴裁判所は,DVDにDRM(デジタル権利管理)を組み入れることは個人がDVDをコピーする権利と相容れないと言明した。権利を勝ち取ったフランスの消費者権利協会は4月14日にコピー保護された音楽CDの禁止を求めた裁判に負けていたが,今回はDVDでまったく逆の判例を得たことになる。「フランスでは個人使用のために作品をコピーする許可が与えられることが,著作権法で明確になった」。

 著作権,と云う言葉は,現状,作品のためにあるのではない。一部の人間の金のためだけにあるものだ。作品の価値を高めもしないし,理解も促さない。かえって,正当な利用を封じ,作品の価値を貶め,将来的に語り継がれる希望を失わせる。フランスで出た判決だが,さてそれでは日本や米国のDVDを再生すると最初にうざったく表示される,このDVDを複製するとなんたらかんたらと云う表示はどうしたらいいのだろう。まぁサクッと取り除けばいいだけなんだけど。

 著作権によって,すべての作品はダメになる。BBC NEWSの記事は,オンラインミュージックを愛する者たちは「失望し始めている」と述べている。自由に聴くことができない,欠陥商品であると述べる。もちろんそこで云われているオンラインミュージックとは,もっともシェアがあるiTunes ミュージックストアのことだ。いま,音楽や映像の作品を作っている人間は,まともな作品の公開がまったくできない不幸のなかで生きている,と結論づける人もいるかもしれない。だが,本当にそうだろうか。本当にまともな作品の公開場所を探しているだろうか? なにもせずにダメな作品の公開場所に作品を投げ捨てているだけだと云えないか? 目の前の金にだけ目を向けて,未来のための,恥ずかしくない作品の置き場所を求めていないのだとしたら,クズと同列のクズでしかない。そんな人間に同情する必要はないな。

return to index

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル